活動記録

日本臨床試験学会 第15回学術集会総会(於:ナレッジキャピタルコングレコンベンションセンター大阪)において、山本ゆう子さん(薬学科4年生)が優秀演題賞を受賞しました。演題名は「本邦の医薬品承認時における臨床試験の代替評価項目(サロゲートエンドポイント)に関する米国との比較」です。また稲葉結菜さん(生命創薬学科4年生)が「医薬品承認における薬の特別措置に関する検討と国際比較」の発表を行いました。

第9回次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム(明治薬科大学)において、江戸和輝さん(薬学科5年生)が「緊急時における医薬品の承認/使用許可制度に関する検討」の発表を、石橋輝太さん(生命創薬学科4年生)が「2016年から2022年に実施された医薬品の人道的見地から実施される治験(拡大治験)に関する調査研究」の発表をポスターにて行いました。

Biol. Pharma. Bull.誌に山野井萌楓さん(2023年卒業)の3年間の研究の結果である“Comparison of the Speed of Enrollment for Clinical Trials Conducted by Japanase and Global Pharmaceutical Companies.”の論文が掲載されました。内容はグローバル製薬企業と日本の製薬企業の治験の症例登録スピードをClinicalTrials.govを利用してフェーズ別、地域別に比較したものです。日本の製薬企業は健常人、オンコロジーともにPhase 1の症例登録が早いというデータです。

JAMA Network Open誌に真貝理子さん(6年生)の卒業研究の結果である“Assessment of Surrogate End Point Trends in Clinical Trials to Approve Oncology Drugs From 2001 to 2020 in Japan.”の論文が掲載されました。内容は日本で2001年~2020年に承認された抗がん剤のpivotal試験におけるエンドポイントの解析を行い、サロゲートエンドポイントによる承認とその後のconfirmatory trialに関する追跡を行ったものです。